taketiyo20の日記

暇つぶしに読むやつ(待ち時間、電車通勤時)

調子の悪いテレビは

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ぶっこわす!

 

taketiyoです。

 

先日

地元の友達の結婚式がありました、、、

小学校からの友人だ。

仲良くなったのは中学生になってからだ。

学校終わりには必ずその友人の家に行きゲームをする!

そういう友達は誰にでもいるであろう。、

そしてその友人とは

同じ高校を一緒に受験した。

だが別に一緒に受験しようと言ったわけではない。

地元のバカなら誰もが行く高校を選択しただけだ。

 

仲が良かった友人達は皆この高校を志願する。

 

落ちることはまずないだろうと言われている

高校だった。

 

だがしかし

 

僕とその友人は2人で落ちた。

仲良しのグループ8人くらいで合格発表を見に行き

かなり気まずい状況になった。

 

そおして僕たち2人は遠く離れた高校に入学することになった。

 

その高校に行くには滋賀県では有名な大きな橋がある。

そう。琵琶湖大橋だ。

僕たちはこの橋を毎日毎日渡っていた。

雨の日も風の日も雪の日に自転車で登っていた。

どちらかの自転車が故障したときには

この急な坂を2人乗りで登ったり降ったり、、、

高校に入ってからは毎日一緒にいた。

そんな友人が結婚すると聞くとやはり

嬉しいものだ。

 

友人は人前で泣くことがあまりなかった。

そして、親に対して雑な扱いをしていた。

それでも優しい親御さんを見て

友人にもっと親御さんを大事にしろって思っていた。

 

しかしながら結婚式のときに

親への感謝の気持ちが溢れ出し

泣いていた。

 

そうなんですよ。ただ不器用なやつで口下手なだけで凄く優しいやつなんです。

 

そして地元の友達の結婚式となると

もう一つイベントがある。

そう。同窓会みたいになるのだ。

 

その集まりが好きで来ているものもいるのではないだろうか。

 

でもね。

お祝儀と交通費がバカにならない。

すでに10人以上の結婚式に出ている。

おそらくいちばん出ている気がする。

 

そして歌っている。

 

歌うために出席している。

 

むしろ俺のライブだと思っている。

 

まぁそんなこんなで

友人の結婚式は、終わり。

 

東京の街へと帰る新幹線に乗り込んだとき

家族のグループラインに一通連絡が入った。

 

愛犬のココがたった今死にました。

 

と。、、、。

 

ずっと体調不良だったのだけれど

急すぎだった。

しかもなぜこんな日に。

 

最後に一目会っておけばよかった。

ココはポメラニアンなのだけれど

初めて家に来たときちっちゃいちっちゃい黒い子熊みたいだった事を今でも覚えている。

 

兄がお金を貯めて

家族に内緒で自分の部屋で飼っていたのが始まりだったのだが。

 

1代目に、ぺロという名前のビーグルを飼っていて

ペロも15年ほど一緒にいたのだけれど

家で息を引き取った。

その時に普段無口の父が泣きながら

ペロに声をかけ続け寄り添っていた事を今でも覚えている。

それ以来

親はもうペットは飼わないと。

 

だから、兄が勝手に飼っている事を知った時反対していたのだ。

 

しかしながらやはり親はペットが好きだ。

ずっと可愛がっていた。

躾もするし

お出かけもする。

自分の息子のように可愛がっていた。

 

もう、ずっと一緒にいれるんじゃないだろうかと錯覚してしまっていたのかもしれない。

 

母からのココの死のラインが届いた時

家に居なくてホッとしていた自分がいたのだ。

 

そう。僕は親の涙を見るのが嫌いだからだ。

家族の涙が嫌いなのだ。

 

次家族の涙を見るときは

僕が結婚したときの涙までとっておきたい。

 

ココだけには

僕の歴代の彼女がバレてしまっている、、、

 

ココだけには

ソファーにジュースをこぼしてしまった事をバレてしまっている、、。

 

ココだけには

こっそり夜中エッチなテレビを見ていた事もバレている。

 

ココだけが

僕の悩みを知っていた。

 

最近涙もろくなってきた。歳だろうか。

 

たまに

脳裏に焼き付いている思い出が勝手に

走馬灯のように駆け巡り

感情的になってしまう事がある。

 

いつも実家に帰ったとき

いちばんに駆け寄ってきて

足の臭いを嗅いでは去って行った。

 

ソファーで寝ていると

横に飛び乗ってきて一緒に寝ようとしてくる。

 

ご飯を食べていると

はやくよこせ!って顔でこっちを見てくる。

 

全てが愛おしく思える。

あぁもう一度会いたい。そんな事を思っていたら昨日夢で会えたのだけれど

目が覚めたとき現実に引き戻され、

余計に落ちてしまった。

 

出会いがあれば別れもあるのだけれど

別れがあると分かっていても

出会いたい。そして

別れがあるという事を忘れてしまっている。

そして最期の時、思い出す。

 

出会いがあれば別れがあると。

 

別れがあれば出会いもある。

 

また会おう。

 

can.can吠えていたココはいつも

英語を喋っていたのだろうか。